留学ブログ・記録

留学の手続きなど。自分が困ったことをまとめました。

今日も村のどこかで

なんとなく、心の赴くものを選んで留学する

好きな感覚を留学にする「あなたの好きな感覚って。」

初めまして、きくです。

私は大学時代、地元四国の愛媛県で観光やまちづくりを勉強していました。

 

大学3年の秋、トビタテ留学Japan3期で

1年間、インドネシアへ「観光」をテーマに留学をしました。

 

留学では大学にほとんど通わず、

NGOのスタッフとして地域文化を活用した観光地作りに関わっていました。

 

今回は、好きな感覚から留学テーマを決めるということをお伝えしたいと思います。 

というのも、私自身高校の時は、好きなことなんて明確になっていなかったからです。

 

「好きな感覚」

突然ですが、あなたは「好きな感覚って、ありますか?」

 

好きなことをしている時、どういう感情、感覚を感じていますか?

 

私は、人と話している時や、旅先で、自分の思っていた常識が覆る感覚、当たり前だと思っていたことがそうじゃないと気がつく時の心地よい驚きが好きです。

 

いわゆるカルチャーショックかな。

具体的には、こんなイメージ。

 

私は雨の日が嫌いです。

 

私には、初めてできた海外出身の友達がいます。

インドネシアのアニスちゃんです。

大学の海外演習で愛媛に来ていたので、私が案内を担当していました。

彼女を海沿いの地域を案内している時、突然、雨が降り始めました。

 

彼女は海に降り注ぐ雨をみて、綺麗だねと私に言いました。

え、と思ったけど、このあと案内どうしようとか、

雨は単純に嫌だなという先入観から離れると、

確かに、そうだなと感じました。

 

雨は美しい。

透き通るような初夏の雨と、雨を受け入れる海でした。

 

今、考えると、インドネシアではスコールというすごい強さの雨が降ります。

日本の雨は彼女からすると淑やかで美しいものだったのかもしれません。

これは初めての驚きでした。

 

トイレットペーパー 

海外に行くと、どうしてなんだろうと思うことがよくあります。

インドネシアのトイレットペーパーを使わない文化。

もちろんトイレットペーパーを買えるお金はあるけど、使わない。

なんでだろうと思います。

 

もともとは、トイレは、全身の水浴びをするための部屋で、

ついでとして用を足していたという説があります。

インドネシア人口の8割を占めるイスラム教徒は1日に5度水浴びをします。

5回も水浴びをしていたらついででいいのかもしれません笑

 

また、水浴びをしなくても清潔にトイレができるように、

トイレに備え付ける簡易型ウォシュレットが一般家庭に普及しています。

 

もちろん古典的なトイレの場合、洗うようの水を貯めておく場所から左手で水をすくって汚い部分を洗うので、左手で他の人を触らない、ものを渡すときは右手で、という文化があります。

 

正直、留学経験の中で、不潔だと思ったのは最初の一日だけで、

体感的には日本より清潔だと思いました。

 

どうしてなんだろうと思うことを調べていくと背景に文化や環境の違いがあることがわかり、それを自分でも体感すると腹落ちして、なるほどこういう考え方があるのかという純粋な驚きになります。

 

限界集落での活動

日本で私は、大学で限界集落で地域の文化を記録に残す活動を行なっていました。

住民がいなくなると同時になくなってしまうであろう文化を、地元の方から伺って、文章や写真に残す作業です。

 

この活動を通して、地元の文化をもっと深く知り、

自分の地元に対するカルチャーショックを体験しました。

地元でも木をきる前に木にお酒をあげる、アニミズムが残っていました。

そして、もっとこういう地域の文化を活用した観光の可能性を知りたいと思いました。

 

感覚留学

個人の感覚の違いや、文化の違いに疑問を持って、調べたり体験することで、自分の見える世界が広がっていきます。

知らない文化や価値観に触れて世界の解像度を高めることが好きで、知らない文化に触れるきっかけとなるような、地域の文化を活用した観光ができる場所や仕組み作りに関わりたいと思い、留学を決めました。

インドネシアを選んだのは、世界有数の熱帯雨林のなかで自然と共に暮らしている人がいて豊かな文化が息づいていること、今、リアルタイムで観光地を作っている場所があり、日本の環境教育NGOが、住民主体のエコツアーを支援していたことがあげられます。

 

自分の好きな感覚を得られる状況を考えてみてください。

どういうテーマが近いでしょうか。

どんな場所が、いいでしょうか。

ネットでも、周りの大人でもどんどん聞いて調べてみてください。

 

私は、インドネシア留学で、日本人向けの地域の文化や自然を体験できるツアーを実施したり、旅行者受け入れのホームステイ研修の運営、看板やキャンプ場の整備などを行いました。

そして、1年間のインドネシア留学を経て、日本でもこのような地域の魅力を広げる観光を実践している株式会社で約半年のインターンを行いました。

 

現在は、旅行系の出版社に勤めています。

旅行に行く人のモチベーションになるような旅行WEBメディアを担当していますが、いつか、地元に戻って文化を感じてもらえるツアーや、逆に、地元にはいないような個性豊かな人が集まる場所を作って地元の人に常識が覆る体験をしてもらいたいと思っています。

 

自分の好きなことが見つからない人は、

なんとなく好きな感覚を大事に、

留学でやること、そして、留学先を選んでみてください。

失敗はないです。大丈夫。

 

 

 

地域の文化を旅行にする

自分の留学について

 

大学では地域の文化に興味を持って、

文化を生かした観光をもっと学びたいと思った。

 

自然と人が共生する、

熱帯雨林インドネシアを選んだ。

 

大学のインドネシア研究の専門家の先生に協力していただき、

JICAの草の根プロジェクトで国立公園のエコツーリズムを支援している

日本環境教育フォーラムでインターンさせて頂けることになった。

 

NGOではビザや生活の手配が難しいということで、

IPBというインドネシアの大学につてがある先生に協力していただき、

エコツーリズムの授業を取ることになった。

 

1年間の半分は大学のあるボゴール、

半分はNGOのフィールドであるマラサリ村にいた。

 

マラサリ村には自然と共に生きる人々がいた。

 

自家消費用の米や野菜を育て、農閑期にはちょっとしたものづくりをする。

子どもの結婚や進学が決まりまとまったお金が必要になると、牛やヤギをうる。

ケータイは、誰かが死んだ時の連絡くらい。

毎日アッラーに祈りを捧げつつ、

ニポハチという稲の神様のお告げを聞いて稲の収穫の時期を決める。

 

文化を生かした観光とは何なのか、

旅行者にとっては面白い。けどそこに住む人にとっては切実な暮らしである。

 

自然を守りつつ行うエコツーリズムとはわけがちがう。

文化を見せるには、自分がそこに住みながら細やかな配慮を行わなければ難しい。

そう感じた。

 

留学中の観光開発の中で、文化の客体化、

マラサリ村の住民たちが自分たちの土地を客観的に評価する状況が生まれていた。

彼らにとって普通である棚田が観光客にとっては感動する規模であること。

自分たちがすごいと思う滝は、日本人にとってはそうでもであること、

ゴミが散らかっているのはよくないこと。

 

観光客の目線に住民が立ち、観光化が進んでいくことはいいことなのだと思う。

ただ、塩梅を間違えると、文化の破壊・生活の破壊をもたらす。

 

すごく繊細な状況に困惑した。

ただの大学生の私には真正面から向き合えなかった。

JICA職員のヒアリングに、相手が聞きたいであろう回答を用意する、

したたかでしなやかな住民。

 

生活がかかっている人に生半可な気持ちで、

文化を旅行にしませんかとは言えない。

 

地元にメリットがある形に落とし込める確証がまだなかった。

 

2016年10月に帰国、2017年にももう一度卒論の調査で訪問した。

その後2018年3月に大学を卒業し、今、2019年4月。

東京の出版社に勤めている。社会人になった。

 

マラサリ村の住民に何もできていない。

文化を旅行にすることの回答は何もない。

 

いつか、マラサリ村を訪問すると

ケロッと村には大きなホテルが建っているかもしれない。

 

なんとかしたい、答えを見つけたい。

けれど自己満足かもしれないが、

 

高校生に伝えたい留学のこと

高校生に伝えたい留学のこと

小笠原の高校生に向けて自分の留学について少しお話する機会をいただいた。

何を話すべきだろうか迷っている。

 

自分はトビタテ留学Japan3期で

インドネシアに1年間の観光留学をしていた。

 

今回の講義?では、自分の好きなことを留学するということ、がテーマだが、

選択肢が狭い地方にいると自分の好きなことがわからない、

周りの大人が示す正解を選んでしまう人の方が多いのでは?と思う。

 

自分の思っているふつうはふつうではないこと、そして

留学のメリットは上記に気づいて自由になること、

だからテーマは別に好きなことではなく、

今の時点で、何となく気になることでいいことを伝えたい。

 

かくいう私

自分は四国、愛媛県松山市で23年間過ごした。

生粋の田舎者だ。

 

田舎の狭さ、すぐに広がる噂。

買い物に行くと知り合いに必ず会う。

お母さんコミュニティーによって同級生の進路は筒抜け。

家族の期待する未来は、地元の公務員か地銀の受付。

地元で結婚して、子供を産んで、仕事をやめて、

いつの間にかおばあちゃんになる未来。

無意識の同調圧力で、少しでも目立つことをすると叩かれる。

これは当時の自分にとってふつうだった。

生まれてこのかた地元から出ていない高校生はこの社会しか知る余地がなかった。

 

親の期待に応えて進学した、地元の大学で

私は、たまたま素晴らしい先生方に出会い、

その先生方が作った真摯な留学プログラムに参加することができた。

 

その中で、外の世界とふれ、

地元のふつうが全くふつうではないことがわかった。

 

高校生のころ感じていた、なんかやばいなという言語化できない不安感から、

ここにいたら偏ってしまうという危機感へ。動き始めた。

 

トビタテ留学ジャパンの制度を利用して、1年インドネシアへ留学した。

その後、数ヶ月東京の旅行ベンチャーインターンとして働いた。 

 

地元を離れたことで、地元の変な部分がわかるようになったと同時に地元のよさも見えてくるようになり、いつの間にか、誇れるようになった。

 

自分が思っていたよりも、地元にはさらに田舎があって、そこで自然と共生して暮らしている人がいること。アミニズムが残っていたり、仕事というより生業を続けている方々がいた。地元の文化や暮らしを好きになった。

 

インターンしていた東京のベンチャーでも、地方出身であることやまちづくりや観光学を学んでいること、バイトでみかん狩りをしたことがあることが評価された。

 

東京で出会った方に紹介してもらった

愛媛の人が素敵だった、こんな人たちが愛媛にいるんだと思った。 

 

初めは嫌いだった地元を一度外に出て客観視することで、

好きになり、誇りを持てるようになった。

 

地元の公務員になること、地銀の受付が悪いといっているのではない。

安定があるし、家族のそばにいて安心させられる。地元への貢献にもなる、素晴らしい仕事だと思う。

 

一方で、東京や海外、場所にとらわれずに働くことや、やりたいことを軸に選ぶという選択肢を踏まえた上で選んだ選択のほうが、もっと自分の人生らしく、真剣にむきあえるのではないかと思う。

 

選択肢は自由だ。

 

選択肢を広げて自分を自由にして欲しい。

ひとまず、高校生なら、自分は何となくこれが好きを選んでいくと、

いつしか、正解にできる気がしている。

 

私は、結局、留学で学んだ観光に関わる旅行系出版社に勤めている。

もともと好きだったアート(クリエイティブ)も自分で作成している。

 

何が正解かわからない。

 

何が好きかわからない高校生に伝えたいことは、

今いる場所から離れて、視野を広げること。

それは、あなたの選択肢を大きくする。

 

何なら、別に海外じゃなくてもいいと思っている。

東京でも、北海道でも、四国でも、今、あなたがいるところを離れてみて欲しい。

お金がなければヒッチハイクでもいい。

それが難しいなら、学校の図書館で本を読んだり、

これまで会ったことのない人と話してみて欲しい。

 

それだけが伝えたいこと。

もっと自分を自由にしてあげて欲しい。

 

渦中にいると、とてもとても難しいけどね。きっと大丈夫。

 

インドネシアに留学するービザ申請編ー

 

インドネシアに留学する方法

 
 

インドネシア留学は難しい!!

 
英語の語学学校ならまた別ですが、
ダルマシスワといった政府の補助のあるインドネシア語留学や…
大学で専門的な事を学ぼうと思うとひと苦労
 
今回はダルマシスワでは無く、普通の大学に行って専門的な事を学ぶ方法を書かせてもらいます。
 
まずはインドネシアが…
 
・コネクションを重要とする
・多少のなりとも手続きに賄賂が必要な文化
 
という事を頭に入れて置いてください。
友人を大切にする人情に厚い人が多い反面、
残念ながらコネクションや賄賂が横行しています(´・ω・`)
 
…………………
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行きたい都市や
学びたいことを考えて大学を選ぶ!
 
 
②自分の大学の協定大学か調べる!
パンフレットやホームページにあります。
 
 
→自分の大学と行きたい大学に留学協定がある場合。留学関係の大学の課を訪ねてみてください(◍ ´꒳` ◍)
 
→交換留学の協定が無かったり、学部や院など自分の所属するレベルでは無いという場合の手続きってどうすればいいの?という事をまとめます(੭˙꒳​˙)੭
運やリサーチ能力が求められるかも…汗
煩雑な手続きがあるので半年は余裕がある方がいい!
 
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③行きたい大学の関係者を探す
 
大学の先生や国際関係の事務スタッフさんなどがベスト!近隣の大学でも探してみるべき!(インドネシア料理屋のお兄ちゃんとかは難しい笑 あくまでアカデミックな人)
 
 
④想いを伝えて交渉
 
こういう留学をいつからいつまで○○大学でしたい!手続きを手伝ってもらえませんか?
 
まずは留学が可能かどうか、受け入れ先の担当の先生になってくれそうな人がいないか向こうの大学側に聞いていただく。ここが運ですね…
 
 
さて、ここからが本番。
文科省から許可をもらう
 
書類を揃えて受け入れ先の大学の学生支援や留学関係の事務所の方にジャカルタ文科省まで取りに行っていただく。
 
ここで手数料や
交通費の賄賂が必要だったり…笑
 
例・社会文化ビザの書類
 
履歴書  英語
成績評価 英語
奨学金の証明書
健康診断書 英語
写真 4×6cm 背景赤
パスポートの名前と顔のあるページののカラーコピー
 
→私はたまたま社会文化ビザではなく留学用の滞在ビザが1ヶ月くらいでとれました!これでもとても早い方みたいですが、友人はなんと2週間。普通は半年以上とか。
 
 
⑥所属大学から推薦状をゲット
 
自分の所属する学部の事務局に相談。
まずは例を自分で東京インドネシア共和国大使館のサイトを見て制作。英文の推薦状を事務局のスタッフに送信。この際、留学の奨学金を得るために作った資料など、詳しい情報が必要になることも。私の大学では1週間から1ヶ月で出来ました。
 
東京の大使館or
大阪の領事館で滞在ビザ申請
 
用意するものは
 
C滞在ビザ Limited stay visa
 
⒈申請書
→在大阪インドネシア共和国領事館からダウンロードできます。結構書くのが難しい。
失敗した時用に何枚か持って置こう!
 
⒉パスポート
本体!残りの期間がチェックされます。
 
⒊証明写真 カラー4×3㎝
 
ジャカルタ入国管理局からの査証許可証
 
インドネシアの大学側からの招待状
 
⒍日本の大学からの推薦状
 
⒎パスポートの顔写真ページのA4コピー
 
⒏英文履歴書
大使館や領事館のホームページから
ダウンロードできます!
 
⒐往復航空券のEチケット
 
10.費用 1年だと10.750円
 
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私は大阪のインドネシア共和国領事館で申請。
 
受付は9:15-12:00のみ。
私はギリギリの30分前に行って怒られたので…
9:00から行ったほうが間違いないかも。
受付のお姉さまがいつもご機嫌麗しいわけではない…
 
そして、日本とインドネシアの休日に注意!
休館日を調べておいてください↓
 
場所は心斎橋にあるりそな銀行のビルの6F
 
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ビルの右側にエレベーターホールがあります。

 
中に入って、テレビと受付の間の番号札を取り待ちます。→順番が来たら書類をお姉さんに全部渡します。ミスがあれば鉛筆で丸されるのでまた直します。さらに一枚追加の申請を英語で書いたら黒いファイルに入れて提出!
 
向かい側の郵便局で振り込む✧٩( 'ᴗ' )و ✧
 
その領収書を持って翌日9:00すぎから12:00までに取りに行けば完了!
 
*家が遠い方は郵便局でレターパックを購入して、
住所を書いて渡せば家に送ってもらえます。
 
 
お疲れ様でしたっ!
 
 
 

トビタテ!留学Japan 面接編

熱い想いを面接官と仲間に伝える

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こんにちは、
トビタテ留学Japan三期のきくです。
 
トビタテ一次試験合格された方、
おめでとうございます✨
 
…2次試験は
  1. 個人面接
  2. グループディスカッション 
 
これを乗り越えれば、合格ですが、
同じグループになった人の半分以上は落ちてしまいます。
 
そのため、しっかりとした対策が必要です。
 
会場
 
東京有明TOC
高層のきれいなビル。ちょっと緊張(;^ω^)
(今はここじゃないみたいですね。)
 
入り口と中に少し進んだところにトビタテの看板をもったスタッフさんがおり、誘導してくれます。
 
受付で名札をもらい、
廊下の待合室に進みます。
 
面接フロアの待合室はこんな感じ。
緊張感溢れるトップ校コースの向かいに和やかな新興国コースがずらっと並んでいました。
この時、付近の6人が同じグループ。ちょっと話してメンバーの個性を把握しておくといいですね。名前と行き先を聞いていったら自ずと仲良くなれます。きっと笑
 
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○個人面接
 
待合室の全員が同時に呼ばれて部屋に入ると、
企業の人事担当者の方と一対一での面接が始まります。
 
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きちんと挨拶して、
どうぞっと言われてから座りました。
 
まずはじめに自己紹介を簡単に済まして、
留学計画に関しての質問を受けます。
 
まずは1分くらいで留学計画概要を説明します。面接官は割と申請書を読み込んでいるよう。二期の面接官はiPadに入れた私の申請書を見ながらの質問、三期の面接官は印刷した申請書に黄色の蛍光ペンで線を引いていました。
 
質問内容
 
面:あなたは兄弟いる?
ーはい、姉が1人います。
 
面:お姉さんにはどんな性格だと
思われていると思う?
ー難しいですね。おそらく、大人しいと思われています。元気そうと言われるようになりましたが、根は暗いです。
 
面:何がきっかけで明るくアクティブになったの?
 
面:もし行き先で受け入れられなかったらどうする。
インドネシアの他の地域に行きます。
もしそこで受け入れられなかったら、
さらにどうする?
 
面:将来どうしたいの?
ー公務員になりたい。
面:なんで旅行業じゃないの?
 
面:エコツアーをすることで地域文化を破壊するのでは?
ーエコツアー化の過程で、地域文化の見直しを住民がする、文化の客体化ということがおこる、最後に判断するのは地域の人なのでは。
 
 
大体こんな感じの質問でした。
おそらく、面接は最重要。ここでいかに素直に自分を出せるか試されていると思います。二期はニコニコしていましたが、三期では気を引き締めて臨みました。
 
グループディスカッション
 
とはいえ、まずは6人が1人4分で自分の留学計画を説明。
先ほどとは違う面接官から質問を受けます。
 
グループのテーブルの端に立ち、4分間をフルに使いきり話します。私はパワーポイントで作ったプレゼンをA3スケッチブックに貼って発表しました。スクリーンやプロジェクターは無いのでアナログでいきましょう(´ρ`) もちろん、パワポ資料の印刷物もみんなに配ります。
 
他にも手書きスケッチブックやA4の自分についてのチラシみたいなのを作っている人がいました。
 
その後…
大体、どうしてその国なのか、専門的内容に関しては語句の意味など簡単な質問を受けますが、あまり深くは突っ込まれず一人一問くらいなので特に心配はありません(´ー`)
 
その後、1人につき2人ほど、質問をお互いにして、留学計画をブラッシュアップしていきます。最後に留学に重要なことを3つにまとめ、グループの代表が1分間で面接官1人に向かって発表!
 
 
タイムキープと書記は重要なので!
早めに決めておいてくださいd(^_^o)
 
なんだかんだリーダーは決めなくてもみんなリーダー気質を持っている積極的な人ばかりなのでなんとかまとまります(´-ω-`;)ゞ
 
因みに向いてないと思えばやらなくても大丈夫!私は何もしてませんが合格できました!
役をやるかはメンバーを見て決めるといいかも。
 
最後にグループディスカッションに関しては面接官からのフィードバックがあり、終了です。はじめに定義や目的などを決めておくのが大事ですね。。。
 
3期ではグループ全体に関してコメントがありました。
 
服装・準備物
 
9割五分がスーツ。暑くてもスーツ。
アロハシャツみたいな服を着た人はいましたが、女子はスーツが妥当だと思います。
ただ多様性コースの人はもっと自分を出したほうがいいかも。
一般的な就活よりはラフで、スーツにリュック姿の方もちらほらいました。
(今は逆にスーツじゃない方が主流だとか。スマートカジュアルでいいのかなと思います。)
 
準備物は、発表用のパワポ印刷物7部と発表用のスケッチブックでした。
 
チャンと時計⌚️と
メモ用紙と筆記用具も忘れずに!
 
 
最後に…
 
トビタテはあくまであなたの留学のための、
そしてあなたの将来のための
手段にすぎません。
 
これは目的ではないんです。
受からなかったら他の方法を探して、
なんとしても達成するんだという気持ちで…
 
面接を楽しんできてください!
きっと同世代の夢を持った人との出会いが待ってますよ~
 
 
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みなさん、二次試験、
頑張ってください୧⃛(๑⃙⃘◡̈๑⃙⃘)୨⃛
 

トビタテ!留学Japan 申請書ってどう書くの⁉︎編

想いを伝えて費用0円で留学

 
はじめまして、
トビタテ留学Japan3期生きくです(੭˙꒳​˙)੭♡
 
トビタテを目指す方からよく質問いただく内容ををここでまとめます!
 
ーーーーーー
 
トビタテ!留学JAPAN 
日本代表プログラムとは
 
「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」は、
2014年からスタートした官民協働の海外留学支援制度
 
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日本代表プログラム5つの特徴

POINT1 手厚い支援
 
手厚い奨学金(月額12~20万円)、渡航費(10~20万円)、授業料(実費、上限60万円)などが給付される。何と!返金の必要なしヾ(o´∀`o)ノ
 
POINT2 多様な活動を支援
交換留学など単位取得を前提とした留学だけでなく、インターンシップやボランティア、フィールドワークなど、学校に行かない多様な活動を支援される!なんでもあり笑
語学のみの留学は対象外みたいです。)
 
大学での語学×休日ボランティアなど、
組み合わせる人が多いみたいです!
 
 
POINT3 留学プランを自分で設計
下の3つをおさえれば…
自由に組み立てていいd(^_^o)
 
  1. 自分で決めた目標の実現のために
  2. 実践活動を含む
  3. 28日間から2年以内
実践活動とは、座学や知識の蓄積型ではなく「実社会との接点」から多様な学びを 得ることができる学修活動のこと!
 
インターンシップ、フィールドワーク、ボランティア 、プロジェクトベースドラーニングなどなど…なんでも大丈夫!
私はNGOでのインターンシップにしました!
 
 
POINT4 留学事前事後研修が充実
将来の日本に求められる資質や能力を伸ばすため、各界のリーダーによる指導が受けられる!
ある程度なら研修にも移動費宿泊費を出していただける🌟
 
相談に乗ってくださるメンター制度など、
留学中のサポートもある!
 
 
POINT5 グローバル人材育成コミュニティ
全国から選ばれた歴代の派遣留学生や支援企業の方々と交流する機会のある「トビタテ!留学JAPAN」独自のコミュニティに参加できる。
 
トビタテはいい意味で変人揃い笑
壮行会後の交流会では全国の大学生・大学院生と仲良くなれます。コミュ力高い\(^o^)/
意識高い人も意識高い系も、自分の軸で生きてる人もそうじゃない人もたくさんいます。
 
…ただ。共通点は話を盛るのが上手いコト。
コツコツしっかりというタイプよりは、
どーーんと、大っきく言ってからそこを目指すパッションのある人を求めてるみたいです。
 
POINT6 全国そして世界中に友人ができる
トビタテという共通項をもつ友人が出来ます!
フェイスブックで知り合った人でも、留学したい人・トビタテに応募しているという繋がりがあるから直接会うと、会話がはずむ!!!
トビタテ生同士のカップルもいますね笑
 

応募方法

 
まずは下のサイトから
留学計画書をダウンロード!
 
 
留学計画を書いて大学や高校専門学校の事務(国際連携や留学サポートの部署)に提出!
 
 
大学での受付はサイトの締め切りよりも
もうちょっと早く締め切られるかもしれないので確認してみてください!
 
一次審査がこの留学計画で
二次審査は東京有明で個人面接とグループディスカッション
 
まずは一次審査を通過しよう✧٩( 'ᴗ' )و ✧
 
(私は二期と三期を受けて再チャレンジで合格しました。両方、一次審査には合格しているので二回受けた自分なりのアドバイスを書かせていただきます笑 
 
 

あなたはどのコース?

 
5つの募集コースと支援予定人数※最新情報ではありません
支援予定人数 1-4コース計500名
 
COURSE1:「理系、複合・融合系人材コース」
理系分野、複合・融合系分野の留学
新興国、世界トップレベル大学等も含む)
[220名]*大抵の理系がこのコース!
 
COURSE2:「新興国コース」
今後、経済成長が期待される新興国での留学
[80名]*文系の新興国を目指す人はここ!
 
COURSE3:「世界トップレベル大学等コース」
世界大学ランキングで100位以内に位置する大学や、同等の教育レベルにある研究機関への留学[100名]*賢い&アグレッシブにハイレベルな大学を目指すみなさんはここ!
 
COURSE4:「多様性人材コース」
スポーツ/アート/国際協力など様々な分野や活動において、今後の活躍が期待できる人材の留学[100名]毎回人気!分野はなんでもいいけど秀でた個性やスキルがある人!
 
COURSE5:「地域人材コース」
地域の発展に貢献することを希望する学生を対象とする留学 新しく出来たコース!
地域ラブ感を最大限活かして💓
 
理系文系や過去の採用人数などを見て、
自分に合うコースを見極めてみてください(੭˙꒳​˙)੭
 
 

留学計画のコツ

書く事は大体このくらい。結構ボリュームがあるけど、書く事で自分の中にあったなんとなくこうしたいというモヤモヤが整理されます!
応募しなくても書いてみる価値あり(^ ^)
 
  • 留学計画のタイトル                
  • 留学計画の目的と概要
  • 留学期間中のスケジュール                                                         
  • 学修の成果及びその測定方法
  • 期待できる学修・実践活動の成果の活用
  • 留学計画の実現のための取組
  • 自由記述
 
ソースはありませんが、各項目で点数がつけられ
その合計で採点されていると聞いた事があります(o_o)
 
 
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自分にしか出来ない留学計画
 
→自分の大学での専門との関わり
→自分とその国との関わり
→自分にしかできないその成果の還元など
あなたにしかできない事を一つ軸にして書いてみてください(^O^)
 

何を聞かれても万全!具体的な計画を

限られた枠内にまとめるというのが第一だけど、まずは具体的にいつ何を誰とどんな風にするのか細かく書いてみてください。それから本当に伝えたい情報に絞って字数内にまとめてみてくださいd(^_^o)

 

お金を出してくれるのはなんのため?

▷企業の理由

派遣留学生は支援企業と共にグローバル人材コミュニティを形成し”産業界を中心に社会で求められる人材”、”世界で、又は世界を視野に入れて活躍できる人材”へと育成されます。

産業界で活躍できる国際的な人を求めている

新興国で新規ビジネスを模索する
→先進国で技術を学ぶ、アイデアを戦わせる
 
特に、理系の方は専門的な内容だけではなく、知識がない人にもわかりやすく
社会的意義を書くことが大事!
 
▷国の理由
2020年までの7年間で約1万人の高校生、大学生を「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」の派遣留学生として送り出す計画です。
帰国後は海外体験の魅力を伝えるエヴァンジェリスト(伝道師)として日本全体の留学機運を高めることに貢献することが期待されています。

留学生を増やす足がかりとしての制度。

→留学中の情報発信や留学後の発信(説明会)

→留学後の留学希望者のサポート

もちろん、お金を出してくれるのは留学期間中!留学期間の活動を充実させよう(^O^)

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タイトル
 
最後に自分の計画を包括しつつ、
興味を持ってもらえるキャッチフレーズ!
最後に書くとまとまっていいかも。
ダジャレもあり。同じ大学にダジャレで受かった人が二人います笑
        
留学計画の目的と概要
一番大事!目的をはっきりと。
 
留学期間中のスケジュール
やりたいことから逆算。
受け入れ先からの情報とあわせて
実践活動も具体的に細かく書く!
                                                         
学修の成果及びその測定方法
数値で示せるとこは数値で!
単位をこんだけ!とか
サンプルを400取る!など…
アンケートを書いてもらったり、成果物をつくるなどなんでも良いけど第三者から分かるように書く(੭˙꒳​˙)੭
 
期待できる学修・実践活動の成果の活用
将来2年くらいを見据えて具体的に
どんな留学での経験をどう活用して将来の目標と繋げるか。
 
留学計画の実現のための取組
受け入れ許可を貰ったということや
語学力磨きや専門性磨きに関する活動について
今すでに始めてる留学につながること!
 
自由記述
私は大学の事務の方に「せっかくの自由記述なんだから、ばんばん写真や文字に凝って伝えたいことが分かりやすいように!!」とアドバイスいただきました。でも、やりすぎは禁物。
それぞれの項目に沿って見出しをつけて書いていきました。(私はWordで書いて、Excelにコピペしましたが、PDFにした後のスクリーンショットとかのほうが印刷時に画像がずれたりしないのでいいかも。)
 
 

まとめ

 

 

  1. まずは自分が留学でやりたいこと、シラバスや単位と相談して留学期間を決める
  2. 次に留学計画において、自分の大事にしたいキーワードをノートや付箋に書き出す。
  3. どの項目でどの内容を伝えたいか。付箋を分けてから、留学計画を書いてみる。
  4. 行きたい国に関係ある先生やゼミや研究室の先生に相談し、見てもらって内容へのアドバイスをもらう。
  5. いろんな人に添削を受けて、専門外の人にもわかりやすく、適切な日本語を使ったものにする。
 
添削を受ける時は
全体を見て根本的なアドバイスをくれる人
事務の方など文章的なアドバイスをくれる人
専門の全く違う人
トビタテの先輩
に見てもらえたらベストだと思います(◍ ´꒳` ◍)

 

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました!

健闘を祈ります!